▲長尾橋を走る「やんばる黄金(くがに)号」(2021年7月に発生した土砂崩れのためルート変更して運行しており、現在は長尾橋への立ち寄りはありません)
※写真は全てイメージです。
数多くの希少な固有種が生息する「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」について、2021年7月、世界自然遺産への登録が決定されました。
沖縄本島北部は「やんばる」と呼ばれ亜熱帯の森が広がっています。世界的にも貴重な亜熱帯照葉樹林の森を未来に向けて守っていけるように、環境への影響を配慮したCO2排出ゼロの電気バスを利用したツアーを運行します。バスは道の駅ゆいゆい国頭からスタート。やんばるの森に精通したガイドが一緒に乗車し、ヒカゲヘゴやイタジイが生い茂る森へ。世界自然遺産候補地を見渡せる絶景ポイントでは、下車して緑深い森の中で深呼吸。また林道の途中では森林ウォークも楽しんでいただけます。トレッキングよりも気軽に体験できるガイドツアーで、奇跡の森の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。
ツアー概要
※法定3か月点検及び当日の天候及び林道の状況などにより運休する場合もございます。
バス概要
沖縄島北部(国頭村、大宜味村、東村)に位置するやんばるの森には、多くの希少な動植物が生息する「奇跡の森」。豊かな自然は地域の暮らしと共にあり、人を含めた生態系を育んできた「いのちの森」です。
遠くから眺めるとブロッコリーのようにモコモコとした森は、世界的にも稀有な亜熱帯照葉樹林。森のおよそ70%を占めるのはイタジイの木です。森の中に入ると、日本最大のシダ植物・ヒカゲヘゴが数メートルの高さに茂り、太古の森の中にいるような雰囲気。
そしてこの緑深い森には、天然記念物に指定されている動植物が数多く生息する貴重な場所となっています。ヤンバルクイナ、ノグチゲラ、ケナガネズミ、オキナワトゲネズミ、リュウキュウヤマガメ、ヤンバルテナガコガネなどの固有種も数多く生息し、多様な生き物がやんばるの森で生態系をつくっています。
※現在一部ルートを変更して運行しております。
国頭村の特産品を数多く扱う物産センターと食事処を併設する「道の駅ゆいゆい国頭」。その敷地内にある国頭村観光協会の前にて受付を行い、「やんばる黄金(くがに)号」にご乗車ください。
環境への影響を配慮したCO2排出ゼロの電気バスで、多くの希少な動植物が生息・生育している亜熱帯照葉樹林の森の奥深くへ。ロードキルを防ぐために時速20キロ以下でゆっくり走行します。
およそ2時間のコースを地元ガイドが一緒に乗車し、やんばるの森の生態系や地域の人々と森とともにある暮らしのことなどをお話しながらご案内します。
※2021年7月に発生した土砂崩れのため、ルートを変更して運行しております。(復旧日は未定です)
自然の息吹を感じていただけるように、林道の途中で下車し森林ウォークをお楽しみください。ヒカゲヘゴの新芽を間近に観察したり、鳥のさえずりや虫の声に耳を傾けたり、地元の人も利用する湧き水場や小さな滝などの森の中の水の風景にも出会える散策です。
(下車時間/約10分)
ぐるり360°のやんばるの森を見渡せる絶景ポイント「長尾橋」。やんばるの森の奥深く入っていることを実感できる場所です。ここでは世界自然遺産候補地のエリアをご確認していただきます。橋の上で写真撮影などをお楽しみいただけます。(下車時間/約15分)
※2021年7月に発生した土砂崩れのため、ルートを変更して運行しており、長尾橋への立ち寄りはございません。ご了承ください。(復旧日は未定です)